子牛のサルティンボッカ

子牛のサルティンボッカは、薄切りの子牛肉に生ハムとセージを重ねて焼くローマの定番料理です。肉を3〜5mmに叩いて伸ばせば、2人分が合計20分で仕上がります。

レシピへ移動
子牛のサルティンボッカ、生ハムとセージをのせた子牛肉に白ワインソースをかけた皿
合計
20分
下準備
10分
調理
10分
分量
2人分
1人分
400kcal

子牛のサルティンボッカの材料選び

サルティンボッカはイタリア・ローマの伝統料理で、名前は「口に飛び込む」という意味です。肉は薄切りの子牛肉(スカロッピーネ)を使います。輸入食材店やネットで手に入りやすく、スーパーに置いていなければ豚ロース薄切り肉で代用できます。

セージはフレッシュのものがおすすめです。ハーブ売り場で小さなパックを探してみてください。生ハムは市販のスライスで十分で、塩気があるので肉への塩は控えめにします。

基本の子牛のサルティンボッカの作り方

時間をタップするとタイマーが始まります。

  1. 肉を伸ばす 子牛肉は4枚(1枚約75g)に分けます。ラップではさみ、肉叩きで3〜5mmの厚さに伸ばします。表面の水気をキッチンペーパーで拭き、塩とこしょうを軽く振ります。
  2. 重ねて留める 肉1枚につきセージ2枚、生ハム1枚を順にのせ、爪楊枝を2か所刺して留めます。
  3. 粉をまぶす 肉の面(ハムをのせていない側)だけに薄力粉を薄くまぶし、余分な粉をはたき落とします。
  4. 焼く フライパンにオリーブオイルとバター10gを入れて中火で熱します。肉の面を下にして並べ、焼いて返し、生ハムの面をほど焼いて、いったん皿に取り出します。
  5. ソースを作る 同じフライパンに白ワインを入れ、底の旨味をこそげながら中火でほど煮詰め、量が半分ほどになったら火を止めます。残りのバター10gを加えて溶かします。
  6. 仕上げる 肉を戻してソースをからめ、爪楊枝を外して盛り付けます。お好みでレモンを添えます。

子牛のサルティンボッカをおいしく仕上げるコツ

子牛のサルティンボッカは、肉の厚さをそろえることがいちばんのポイントです。薄く均一に叩けば短時間で火が通り、やわらかく仕上がります。粉は肉の面だけに薄くつけると、ソースにほどよくとろみがつきます。

ワインを煮詰めたあとに冷たいバターを溶かすと、ソースにコクとつやが出ます。

付け合わせと保存

付け合わせには、ハムとドーフィノワーズポテト添えのようなじゃがいも料理や、ゆでたほうれん草、ソテーしたきのこがよく合います。同じく子牛を使う料理ならヴィテッロ・トンナートのツナソース添えもあります。薄切り肉の別メニューにはポークメダリオンもおすすめです。

残った場合は、ソースごと密閉容器に入れて冷蔵で翌日までに食べ切ります。温め直すときは、フライパンで弱火にかけ、肉がかたくならないよう短時間で加熱してください。

子牛のサルティンボッカのよくある失敗と対策

焼いたら肉が反り返り、生ハムがはがれてしまいます。
肉を均一な厚さに叩き、爪楊枝でしっかり留めます。筋が気になるときは、縁に数か所浅く切り込みを入れると反りにくくなります。
肉がかたくパサつきます。
薄いので火の通りは早く、両面で合計3分ほどが目安です。焼きすぎないよう、ソースを作る間は肉を皿に取り出しておきます。
ソースがしょっぱくなります。
生ハム自体に塩気があるため、肉に振る塩は少々にとどめます。ワインは半量になるまで煮詰めすぎないよう注意してください。

子牛のサルティンボッカのよくある質問

子牛肉が手に入らないときは何で代用できますか?

豚ロース薄切り肉や、観音開きにして叩いた鶏むね肉で作れます。豚肉と鶏肉は中心まで75℃で1分以上しっかり加熱してください。

セージがないときはどうすればよいですか?

ドライセージを小さじ1/2ほど肉に振ると香りが近くなります。生ハムだけでも作れますが、風味はやや控えめです。

作り置きや冷凍はできますか?

焼きたてがおすすめです。残った場合は冷蔵で翌日までにし、フライパンで軽く温め直します。生ハムをのせた状態で冷凍はおすすめしません。

白ワインの代わりになるものはありますか?

同量の水に酒大さじ2を加えるか、レモン汁小さじ1を足した水でも代用できます。コクを出すため、バターは省かないでください。

このレシピはいかがでしたか?

4.7 / 5 · 17件の評価